『みま〜も・かごしま』の運営委員でもあり認知症で独居の母親を支えている有村宜彦さんのご実家で出張認知症カフェとして地域づくりセミナーを開催させて頂きました。

過去にもこのように開放して活用させて頂いています。

認知症であるご本人の現在の状況を皆さんにもお話して頂きました。想定内ではあったと思いますが苦悩を赤裸々に語って頂きました。認知症は進行します。少なからず関心を寄せてくださっている方々と現状を共有する意味合いもあったと思います。

あまりしんみりならないようにお茶とおやつを食べながら、有村さんの例と直近で実施した『みま〜も・かごしま』フェスタでの地域丸ごと見守り訓練(徘徊模擬訓練)の事をテーマにして今後の身近な「豊かなまちづくり」についてざっくばらんに話し合いました。

地域包括支援センターの方、民生委員の方もご参加頂き身近なお悩みなどお話し頂きました。

特に民生委員さんの抱えている悩みは深く、児童虐待や救急車が地域に来た際の連携や孤独死など、一般の医療・介護事業所ではふってこない場面に直面されているなと考えさせられました。

『みま〜も・かごしま』としてはこの地域で活躍して頑張っておられる地域の方々の窓口として役割分担しお互い支えあっていくことが求められていると感じました。

会の終わりに参加者の方から活動が地域や自分達の安心感に繋がっていると、嬉しいお言葉を頂きました。

やはりこのように気軽に集まり、ざっくばらんに語れる場の必要性を感じました。

コツコツ継続してまいります。ご参加頂けた皆さんどうもありがとうございました!